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2019年5月

  • 2019年5月28日

    防水工事には用いる素材や工法によって種類があります。

    ベランダや屋上などそれぞれの場所や部材、形状によって適する工法がありますが、工法によっては、現在施工されているのとは違う場合でも、メンテナンス時に工法を変えることも可能です。

    シート防水は費用が安価で、耐用年数は10年~12年ほどです。

    厚みが薄いので損傷しやすいのがデメリットですが、短期間で工事が可能でコストは抑えられます。

    ウレタン防水は耐用年数が10年~12年ですが、トップコートの塗り替えで耐用年数を延ばせます。

    複雑な形状でも防水工事がしやすいのが特徴です。

    FRP防水は耐用年数が8年~10年とやや短めですが、硬化が早く工事がスピーディーに完了できます。

    軽量で耐水や耐候性に優れているのが特徴です。

    アスファルト防水は防水層が厚く強靭で、耐用年数も15年から20年と長いのが魅力です。

    その分、費用も高くなります。

    重量があるので一般的な木造住宅では利用されず、ビルやマンション、駐車場などの利用が基本です。

  • 2019年5月21日

    マンションやビルなどの屋上全体に防水工事を行った際、修繕費として経費計上ができるか、それとも資本的支出として資産計上が必要になるかは判断が難しいと言われています。

    一般的に当初の使用可能期間を延長させる支出もしくは、固定資産の取得時の価額を増加させる支出のいずれかにあたる場合には資本的支出に該当します。

    屋上の防水塗装が劣化して工事を行ったなら修繕費とも思えますが、それによって耐用年数を延長させる資本的支出とも言えそうです。

    しばしば、裁判でも争われていますが、分かりやすい事例があります。

    所有する賃貸マンションの屋上で漏水が発生し、屋上全体に防水工事を行った工事費が修繕費と認められるかが争われました。

    この点、木造住宅の雨漏りとは異なり、鉄筋コンクリート造の建物で雨漏りが発生した場合、雨漏り箇所の特定が困難とされています。

    そのために部分的な修理では対応できず、屋上全体の防水工事が必要になりました。

    裁判では、建物の本来の効用を復活または維持するための工事として修繕費として認められています。

  • 2019年5月21日

    防水工事は文字通り雨水の浸入などを防ぐための工事であり、使う素材によって工事の仕方が違ってくるのが特徴的です。

    そのため工事の種類を突き詰めると使う素材の種類が違い、それに最適な工事を行うだけの話となります。

    素材に関しては、FRP・ウレタン・ゴムシート・塩ビシート・アスファルト等が代表的です。

    FRPはガラス繊維にポリエステル樹脂を埋め込ませたタイプであり、軽量で耐久性にも優れた素材です。

    住宅や屋上、工場などの紫外線にさらされたところの防水工事に適しております。

    ウレタン防水は、ウレタン素材を吹き付けの塗装を行う形で行う工事になり、安価な点と連続皮膜を作り出せることで屋上などにも最適な工事方法です。

    ゴムシートによる手法は、ゴムシートを張り合わせた行う防水工事で伸縮性のあるシートを利用して行います。

    費用も安価で工事することができるメリットもあり、ほかにもゴムのように衝撃にも強い特徴を持っております。

    塩ビシートによる防水工事は、衝撃や摩耗にも強い塩化ビニルを素材に用い、仕上がりが美しい点がよいです。

    排水や給水で利用する塩ビ管と同じ素材を薄いシート状にしており品質的にも安定感があります。

    アスファルト防水は、アスファルトを利用して防水を行い、その性能は10年と長期であるメリットがあります。

    近年は素材の開発が進んでおり、より工事しやすくなっているのが特徴的です。

  • 2019年5月21日

    昭和時代の高度経済成長期に建設されたビル・マンションが存在しますが、今後はその時代に建設された建物の老朽化が避けて通ることができない状況になっています。

    老朽化の問題ではひび割れや劣化により防水機能が落ちる点があり、その機能が低下することで、さらに老朽化を進展させてしまう点があります。

    今後は老朽した建物では防水工事をし直す需要が起こる可能性も高く、そういった技術やノウハウを持つ方が重宝される可能性が存在します。

    もっともその需要が起こる背景には、雨漏りなどでは改築や改装、修繕を行う必要がありますが、本格的に工事を行えば莫大な費用がかかるため、大変不経済になるためです。

    また一時的な応急措置としても防水工事で対応することで、雨漏り問題を解決することもできます。

    なお都心部で多いゲリラ豪雨対策を行ううえでも、防水工事の必要性も増しております。

    以上のことから建設業界の中でも防水工事の必要性がクローズアップされ、今後発展していく業界となるかもしれません。

  • 2019年5月21日

    建物は必ず雨や風などの外的要因の影響を受け、それらにさらされることによりひび割れや劣化を起こしてしまいます。

    そのため建物そのものに防水工事を施しておくと、建物内に水が染み込んできたりというような事態を阻止することができます。

    防水工事を行う際にはアスファルトやモルタル、シーリング材などを使いますが、特に鉄筋コンクリート造の建物などは定期的な防水工事が欠かせません。

    防水工事の主な例としてはアスファルト防水工事やモルタル防水工事、シーリング工事などがあります。

    そのほかにも塗膜防水工事やシート防水工事、注入防水工事といったものも含まれ、防水工事業を手掛ける業者が施工します。

    しかし防水が必要なものは建物だけとは限らず、たとえば山の中を通るトンネルには防水工事は必須です。

    風雨にさらされ山から流れる水を含むトンネルに、防水工事がなされていなければ大変なことにもなりかねません。

    ただし建築物と違ってトンネルの防水工事などは土木系の工事とみなされるため、「とび・土工・コンクリート工事業」となります。

    その他建物のモルタル防水工事ではなく、防水モルタルを用いる防水工事の場合は左官工事業による防水工事の施行も可能となっています。

  • 2019年5月21日

    マイホームを長持ちさせるコツをご存知でしょうか。

    住まいの中をキレイに維持することも大切ですが、なかなか目や手の届かない屋根や外壁のメンテナンスを定期的に行うことも必須です。

    マイホームを建てる際に防水工事を行っているから心配ないと思っている方も多いかもしれません。

    しかし、屋根は年数とともに経年劣化し、雨漏りが発生しやすくなります。

    雨漏りを放置してしまうと住まいを支えている柱にまで悪影響を及ぼし、強度を維持できなくなる可能性もあるのです。

    防水工事を行うことで雨漏りからマイホームをしっかりと守ることができ、今よりも快適な生活を送ることも夢ではありません。

    屋根だけでなく外壁の防水工事は、ウレタン防水やシート防水、アスファルト防水などさまざまな方法で行えます。

    耐久年数が高く耐水効果に優れているのはもちろんのこと、耐食性や耐候にまで効果を発揮するため、マイホームを長い期間にわたり守り続けたいという方の願いを叶えてくれます。