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2019年11月

  • 2019年11月26日

    外壁塗装を行う場合には塗料の種類によって耐久性や費用が異なってきます。

    耐久性が高くなるほど費用が高くなるのが一般的ですが、最も安いのがアクリル塗料で5年から7年程度の耐用年数です。

    少し前のスタンダードであったウレタン塗料は、グレードにより7年から12年程度です。

    現在のスタンダードはシリコン塗料であり、10年から15年の耐用年数があります。

    耐久性と費用のバランスに優れ、塗り替え時のスタンダードになっています。

    これに対してフッ素塗料は耐用年数は15年から20年と長いのですが、費用がまだ高いのがネックです。

    一般の戸建て住宅ではまだあまり浸透しておらず、ビルやマンションなどでの利用にとどまっています。

    もっとも塗料の種類だけでなく、メーカーやグレードによっても耐用年数には差が出ます。

    耐久性を確保したい場合には、塗料がJIS認定を受けているかを確認し、耐候型1種の認定を受けている塗料を選ぶのがおすすめです。

  • 2019年11月18日

    外壁塗装の工法として、大きく分けると伝統的な刷毛塗り、スタンダードなローラー工法、そして吹き付けといった種類があります。

    吹き付け工法は電動工具の一つであるガンを使って、外壁に塗料を吹き付ける方法です。

    吹き付けに適した専用の塗料があり、専用ガンから細かく霧状に吹き付けることで、外壁に模様が描けるのが特徴です。

    よく見かけるリシン模様やさまざまなデザインを持つタイル模様、マンションなどに多いスタッコ模様などが付けられます。

    骨材を吹き付ける必要があるので、専用のコンプレッサーと専用ガンがないとできません。

    吹き付け工法は庭の敷地が広い場合や養生が徹底できる場合はよいのですが、スプレーすることで塗料が周囲に細かく飛び散るリスクがあります。

    そのため、隣家と近接しているケースなどではあまり好まれません。

    オーソドックスで均一に塗りやすいのはローラー工法で、経験が浅くても比較的キレイに塗れます。

    これに対して刷毛塗りは職人の技術で差が出ます。

  • 2019年11月12日

    最近、外壁塗装においてセラミック入りの塗料というのが注目されています。

    セラミックとは陶磁器やトイレの素材などに使われている陶器のことで、これを細かく砕いて塗料に混ぜ込んで作られています。

    セラミック塗料を使えば半永久的に色あせしないという噂もありますが、これは間違いです。

    陶器の成分を加えたからといって耐久性が高まるわけでもありません。

    何が起こるかというと、セラミックには水となじみやすい親和性があります。

    そのため、外壁に雨水が当たると塗膜全体に雨水をなじませることができ、汚れが分散されたように見えます。

    このことから汚れが目立ちにくくなり、見た目にキレイな状態が保てます。

    この点、セラミック入りの塗料でもどのくらいの成分が含まれているかは、メーカーごとに異なります。

    汚れ防止効果が期待できる高品質なタイプとして、セラミック複合塗料がおすすめです。

    塗料が硬貨する過程でセラミック成分を表面に浮き上がらせてガラス面のように効果があるので、汚れが付きにくく、雨が降る度に汚れが流される効果が期待できます。

  • 2019年11月5日

    外壁塗装を行う塗料の種類としては、大きく分けて代表的なものとしてアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素が挙げられます。

    一般的にはこの順に耐久性が高まっていき、価格も高くなっていきます。

    アクリル塗料は耐久性が5年から7年と短く、その分、価格は安価です。

    新築時に費用を抑えるために利用されるケースが少なくありません。

    そのため、新築だからいつまでもキレイな状態が続くとは限らず、アクリル塗料を使用している場合には5年程度で塗り替えるのがベストです。

    塗り替える際のスタンダードとなっているのが、ウレタンやシリコン塗料です。

    ウレタンは10年前後、シリコンは12年~15年程度の耐久性が期待できます。

    少し前まではシリコン塗料は価格的に高かったので、ウレタン塗料を選ばれる人が少なくありませんでした。

    ですが、登場したばかりの頃とは異なり、普及が進み価格もだいぶ手が届きやすくなっています。

    そのため、耐久性と価格のバランスに優れたシリコン塗料が、今の時代では一番のおすすめとなっています。