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防水工事の主流であるメンブレンとは

2019年6月10日

メンブレン(membrane)は日本語に訳すと、膜や薄い皮といった意味があります。

そのため、薄い防水層で覆う防水工法をメンブレン防水と呼んでいます。

もっとも、メンブレン防水という独立の工法があるのではなく、薄い防水層を形成できる工法を総称した上位概念です。

ベランダや屋上などさまざまな場所で用いられるウレタン防水やプールや屋上駐車場にも適したFRP防水など液状の樹脂が塗膜を形成する塗膜防水工法をはじめ、工場などで製作した膜状のシートを貼り付ける塩化ビニルなどを使ったシート防水工法もメンブレン防水にあたります。

また、膜状の防水材を液状の補助剤を用いて隙間ができないように張り合わせる複合防水工法もメンブレン防水の一種です。

たとえば、ウレタンゴム系防水層の上にFRP系防水層を積層する工法などが挙げられます。

メンブレン防水には多様な種類がありますが、いずれも、現在の防水工事のスタンダードとなっています。

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