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2019年8月
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2019年8月26日
相続した土地にマンションやアパートを建てて賃貸経営をしている方や不動産投資としてマンションやアパートを1棟買いする方なども増えています。
賃貸経営をしていくうえでは、空き室を作らないように入居者募集をすることや賃料を得ているだけでよいわけではありません。
室内はもちろん、建物そのものの維持や管理も重要になります。
屋上やベランダなどは一定期間ごとに防水工事によるメンテナンスが求められますが、これは修繕費として経費計上ができるのでしょうか。
しばしば、裁判でも争われている事例ですが、雨漏りの修繕や防水層の剥がれなどの修復を含む場合には修繕費として認められるケースが多いです。
一方で建物の耐用年数を高める、美観が高まったといった場合には資産計上となりますが、減価償却が可能です。
耐用年数はウレタン防水が10年、シート防水が13年、FRP防水が13年、アスファルト防水が17年となっています。
悩んだ際には税務署などに相談するのがおすすめです。
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2019年8月20日
アスファルト防水は耐久性が高く、強靭な防水層を形成できるので、ビルやマンション、建物の屋上などの大型建物で古くから用いられてきた工法です。
アスファルトという性質上、重量があるので、木造住宅の防水には向いていません。
アスファルト防水はどのような状態でアスファルトを用いるかで、大きく分けて3つほどの工法があります。
溶融釜でアスファルトの塊を溶かす熱工法、専用のバーナーでアスファルトを溶かしながら施工するトーチ工法、常温でも施工できる改質アスファルトを用いる常温工法が代表的です。
アスファルト防水工事の単価は1平米あたり4,000円~6,000円が相場です。
100平米ほどの一般的な屋上なら400,000円~600,000円ほどの見積もりになります。
耐用年数は15年から20年と耐久性の高さが期待できます。
現在の屋上防水がアスファルト防水なら、アスファルト防水でのメンテナンスが基本ですが、アスファルト防水以外の工法によるメンテナンスや補修工事ができるケースも増えてきました。
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2019年8月13日
外壁の防水工事の工法はさまざまあります。
それぞれにメリットやデメリットがあるのでチェックしてみましょう。
一般的な工法の一つにウレタン防水があります。
こちらは、比較的工事が簡単となっていますが、耐用年数が10年ほどと短いのが特徴です。
このほかにもシート防水やFRP防水なども気軽に試せる工法となっており、工期や費用を抑えることができるのも嬉しい点です。
より高い耐用年数を実感したいのであれば、アスファルト防水が最適と言えます。
こちらは、防水層が厚いため、十分な耐用年数を維持することができます。
防水工事を行うにあたって最も気になってしまうのが費用ではないでしょうか。
費用は、面積によって決まるだけでなく外壁の状態でも大きく変わります。
また、使用する防水素材によって費用に差があるため、事前に見積もりで確認してみると安心です。
マイホームを守るためには、費用だけに注目するのではなく防水工事の耐用年数も確認してみることも重要なポイントと言えるでしょう。
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2019年8月5日
FRP防水はプールや水槽、温泉や船舶などでも使われている、非常に高い耐水性と耐酸性がある工法で、プールの塩素などにも耐えられるほか、屋上やベランダでは防水層の劣化をもたらす酸性雨や紫外線から保護してくれます。
露出状態でも防水層上の歩行ができ、強靭で車両の走行にも耐えられるので、屋上駐車場の防水にも用いられています。
また、植物の根に対する耐根性もあるので、屋上緑化の防水にも適した工法です。
ほかの防水工事の工法に比べ、硬化時間が極めて早く、1時間から2時間程度で塗膜が形成されるので二度塗りなど何度か塗り重ねる場合でも、ベランダなどの小さな場所なら1日で工事の完了できます。
ご家庭では何日も職人さんに出入りされると気も遣いますし、出かけられないなど不便も生じるので、1日で作業が完了できるFRP防水は便利です。
マンションなどにある一般的なベランダをはじめ、戸建て住宅のおしゃれな木造バルコニーなどにも対応可能です。