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セラミック入りの塗料は耐用年数が長いの?

2019年10月29日

セラミックとはトイレの陶器や瀬戸物などに使われている成分で、これを細かく粉砕して混ぜ込んだセラミック塗料が最近は話題を集めています。

陶磁器の成分が入るというと硬さが出て、強靭になり、耐用年数が延びるイメージがありますが、セラミック成分は耐用年数や耐久性を延ばすものではありません。

どのような役割があるかというと、一般的に期待される働きは汚れを目立たなくする作用や汚れを付きにくくする作用です。

トイレやお皿などに使われている成分ということは、汚れが付いても水でサッと洗い流せる性質を持つということです。

一般的な塗料は油膜を張ってしまうので水と油の関係で親和性がありません。

ですが、セラミックが含まれることで親和性が高まり、雨が降った際に汚れを分散させて、汚れを目立たなくする効果が期待できるのです。

さらにセラミック成分が塗膜の表面で硬化するタイプであれば、雨が降るたびに汚れを洗い流してくれる働きが期待でき、汚れが付きにくくなります。

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