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2019年12月
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2019年12月30日
DIYブームの中、どうしても自分の手で外壁塗装をしたいなら、外壁を守り、建物そのものを守るためにもプロの仕事を学びたいものです。
プロはどのように行っているか、塗装作業の手順を見ていきましょう。
まずは外壁をしっかりと点検し、ヒビなどの補修を行います。
その後、ご家庭でも持っている方も増えている高圧洗浄機を使って、キレイに汚れを落としていきます。
汚れが落ちたら、ケレン作業を実施し、塗料がキレイに付くよう、凹凸をなくして滑らかにする作業を行うのが基本です。
この下地処理をしっかり行うかで、仕上がりも違ってきます。
続いて塗料の密着度を高めるため、シーラーを使って下塗りをします。
次に好みの色やグレードの塗料を用い、塗りむらがないよう丁寧に中塗りを行いましょう。
塗料が乾いたところで、もう一度、上塗りをします。
同じ塗料を使われる方も多いのですが、塗り忘れがないように少し色味が違う塗料で中塗り、上塗りを使い分けるのがおすすめです。
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2019年12月24日
外壁塗装をDIYしたいときの最も単純な方法で、なおかつ、気軽に考えている方が行う方法としては、ホースで外壁に水をかけて汚れを洗い流し、乾いたところで好みの塗料や以前と同系色の塗料を塗り、余裕があれば、二度塗りするか、トップコートなどを塗るといった方法が考えられます。
見た目にはそれなりに仕上がることやご自身で行ったという満足度があるかもしれません。
ですが、下地を整える作業を省くと仕上がりがでこぼこしてキレイに塗料が付かないおそれがあります。
また、外壁の劣化が進んでいる場合にはヒビなどの補修をしておくことも大切です。
ヒビをそのままにしてしまうと、そこから雨水が入り込み、建物を弱らせるリスクがあるので注意しましょう。
劣化が進んでいない外壁やほどなく取り壊す予定がある建物の外壁であれば、ご自身流で汚れ落としとペンキ塗りだけのDIYでもよいかもしれません。
梅雨時期を避け、乾きやすい時期を選び、外での作業がしやすい季節に実施するとよいでしょう。
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2019年12月17日
DIYが大好きな方は何でも自分でやりたくなるものです。
特に最近はプロ並みの腕を持つ方も増えており、住まいのリフォームやメンテナンスは自分でやらないと気が済まない方もいるかもしれません。
外壁塗装は家具を好みの色に変更し、室内の内壁を塗るのとは少し重みが異なります。
ペンキを塗るのは大得意だし、楽しいという方も、単に色がキレイに着けばよいだけではないので注意しなくてはなりません。
外壁塗装は外壁を守って雨の浸入を防ぎ、内部の柱などを腐食やカビから守る役割も果たしています。
そのため、ただ塗るだけではダメで、外壁のダメージの補修にはじまり、丁寧な下地処理や三度塗りをして塗料が外壁を守ってくれる効果を引き出してあげなくてはなりません。
プロの作業工程を、なぜその作業を行うのかの意味とともに理解して、計画を立て、本気モードでチャレンジしたいものです。
また、塗料の乾きや作業が滞りなく行えるよう、梅雨時期や暑い時期は避け、晴れた日が続く気温の穏やかな時期を選びましょう。
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2019年12月11日
外壁塗装を自分でやりたい、ペンキを塗るのが大好きという方ならチャレンジしたくなるものです。
最近は男性はもちろん、女性でもDIYを楽しむ方が増えており、自宅の外壁を好みの色に仕上げたいと考える方も増えています。
もっとも、外壁塗装は家具を好みの色に変える場合や色が剥げてきた犬小屋を塗り直すのとは期待する効果が異なります。
家具や犬小屋などなら自分好みのカラーにむらなく、キレイに塗ることができればよいかもしれません。
ですが外壁塗装には見た目のキレイさだけでなく、外壁のダメージを防ぎ、外壁からの雨水などの浸入を防いで建物そのものを守る役割もあります。
そのため、ただ色を変えたい、大きな面積を塗ってみたいだけの単純な動機で、自分で塗るのはおすすめできません。
プロの作業を参考に外壁の補修、高圧洗浄、凹凸をなくすケレン作業を行い、シーラーを全体に塗布して塗料が密着できる土台を整えましょう。
そのうえで中塗り、上塗りと塗り重ねることが大切です。
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2019年12月6日
外壁塗装は一般的な広さの住宅でも数十万円から100万円を超す費用がかかることもあり、塗り替えが必要だと分かっていても、予算的に厳しいとなかなか踏み切れない方も少なくありません。
しかし、放置し続けるほどに劣化が進み、雨漏りや家の耐久性を弱めてしまう原因となります。
お住まいの地域によっては外壁塗装などのリフォームや省エネ対策工事に対して、補助金を出しているケースもあるので、何か当てはまる制度がないか確認をしてみましょう。
全国規模での補助金ではなく、地域によっても対象期間や補助金の総額条件などが設定されているので、必ず利用できるとは限りません。
もし、利用できる補助金があれば、費用を抑えられるのがメリットです。
たとえば、地域によっては老朽化する住宅の予防と市内の景気活性化や住宅ストックの有効活用を促進する観点から、外壁塗装を含めたリフォームに補助金を出している自治体があります。
また、ヒートアイランド対策として遮熱塗料を用いた外壁塗装に補助金が出るケースもあります。