ブログ
2020年2月
-
2020年2月26日
新築でマイホームを建てる際には、久しぶりに見に行ったら、いつのまにか屋根がキレイになっていたなど、どのように塗装されたかも分からないうちに工事が進んでいるかもしれません。
新築後初めての塗り替えなど、屋根の色が剥げてきたと気になった際にどのような工程で屋根塗装が進められるのか気になりませんか。
最初のステップは屋根診断や現場調査から始まります。
相談を受けて職人が屋根に上って、状態をチェックします。
傷み具合や雨漏りなどがないかを確認し、塗装する前に補修が必要な場所がないかを確認したうえで、見積もりを出すのです。
見積もりに納得したら正式に工事の契約を行い、スケジュールを決めて工事へと入ります。
初日は足場組を行い、作業しやすい環境を確保します。
その後、高圧洗浄機で屋根の汚れを丁寧に落とし、必要に応じて傷んだ部分の補修を行うのが流れです。
塗装面をキレイに下地処理したら、三度塗りを行い、乾いたところで足場を撤去します。
-
2020年2月19日
屋根塗装に用いる塗料には種類やグレードがあり、耐用年数が異なっています。
たとえば、格安のアクリル塗料は5年から7年、ウレタン塗料は7年から10年、近年スタンダードとなってきたシリコン塗料は10年から12年、価格は高いものの耐久性が高いフッ素塗料は15年から20年となっています。
何をもって耐用年数というかは、メーカーの基準でいうとチョーキングが生じるレベルです。
屋根や外壁の塗料の劣化の段階として、色あせの次に生じる、こすって粉が噴くレベルが耐用年数の限界というわけです。
とはいっても、塗り替えのタイミングは前回の塗装からの年数だけで判断することはできません。
環境や気象条件などによっても異なるからです。
南側を向いた屋根で紫外線が当たる時間が多ければ劣化も激しくなりますし、台風がよく起こる地域や海が近い地域などでは傷みも進みやすくなります。
耐用年数を参考にしつつも、実際の状態を調査して、ダメージが深刻化する前に塗り替えるのがおすすめです。
-
2020年2月12日
外壁塗装というと10年ごとなどというように定期的にメンテナンスされる方が多いものですが、外壁のみならず屋根も同様劣化してしまいます。
屋根塗装をせずにそのままにしておくと雨漏りを起こして建物を傷める原因にもなってしまいます。
このような事態に陥っては屋根のリフォームの必要性も出てくるので高額な費用がかかってしまう可能性も高いです。
そうなる前に、屋根塗装を行うとよいでしょう。
タイミングは外壁と同じく雨風、そして紫外線に常日頃から当たり続けているため、およそ10年くらいで塗装するのが望ましいでしょう。
屋根塗装の際に使われる塗料にはいくつか種類があります。
それぞれに特徴があり、アクリル塗装は耐用年数5年から8年程度です。
安くできるものの耐久性がほとんどないため、近年では人気が陰っています。
ウレタン塗料は耐用年数6~8年程度で塗装したては光沢感やツヤがあり、見た目も優れています。
しかしこの上を行くのがシリコン塗料で耐用年数10~13年程度までもちます。
耐久性が高く、費用も高額というほどでもないため、コスパがよいと近年の住宅で採用されることが多い塗料となっています。
ウレタン塗料よりも汚れにくいので使いやすいメリットもあります。
また、紫外線などの刺激に対して塗膜効果を長く発揮できるのがフッ素系塗料で今注目を浴びてきている塗料です。
耐用年数も15~20年と長く、メンテナンスに手間をかかることがほとんどないうえ、耐熱や耐寒性、不燃性も期待できる塗料であるため、多くの方から支持を集めています。
そして一番高額なものが熱を遮断して浸透させない遮熱塗料で、こちらも耐用年数15~20年程度です。
高額であるものの、自治体によっては省エネにより補助金を受けることができる地域もあるため、補助金を利用すれば少ない費用で塗装が可能になります。
あらゆる塗料がありますが、メリットと予算を合わせて考慮し、10年ごとのメンテナンスを検討されるとよいでしょう。
ただ、予算面で検討される方は、安いだけで飛びつくのではなく、塗料の耐用年数も加味することでコスパのよい塗料を見つけることができますのでよく検討しましょう。
-
2020年2月5日
屋根塗装の相場は屋根の面積や使われている部材によって作業量や作業工程が異なるほか、選択した塗料によっても異なるため、一概には言えません。
ですが、一般的には35万円から120万円程度と言われています。
この開きは面積の差もありますが、どの業者に頼むかでも変わってきます。
たとえば、近所の塗装職人や小さな工務店に直接頼めば、職人の日当や塗料などの費用などで済むので安く仕上がります。
これに対してリフォーム会社や大手のハウスメーカーなどに頼んだ場合、その依頼先が営業窓口になることが少なくありません。
つまり、その会社が直接工事を行うのではなく、塗装職人や工務店などに下請けに出します。
下請けに払う代金が、みなさんが直接そこに依頼した代金になり、営業窓口になる会社はそこに仲介手数料的なものを上乗せしてきます。
この手数料は工事代金の3割から4割とも言われているので、直接、職人や工務店に頼むより、かなりアップするので注意しましょう。