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断熱性に優れるけれど外壁として弱いALCの耐用年数を高めるには

2019年10月15日

ALCとは外壁に使われる素材の一つで、軽量で断熱性に優れ、近年の省エネ住宅で採用されることが多くなってきた部材です。

軽量といってもコンクリート素材でできているので、耐火性や耐震性にも優れ、他の外壁部材に比べても耐用年数が高いことで人気を集めています。

もっとも、無数の細かい穴が空いているのが特徴なので、湿気に弱く、苔などが付きやすいのがネックです。

これを防止し、ALCの弱点を補ってALCのメリットを維持していくうえでは外壁塗装は欠かせません。

表面を塗料の塗膜で多い防水性や撥水性を高めて、雨水の浸入や湿気が溜まるのを防ぐ必要があります。

塗膜が剥がれてくれば、穴に溜まった湿気の影響で苔やカビが生え、見た目にも汚く見え、建物の耐久性にも影響を与えてしまいます。

予防を兼ねて適切なタイミングで外壁塗装によるコーティングを行い、ALC壁を守るようにしましょう。

耐久性に優れたシリコン塗料やラジカル制御塗料などがおすすめです。

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